親の保険っていつまで使えるの?そろそろ“卒業”を考えるタイミング
20代前半、まだ親の車を借りて運転している人も多いでしょう。そんなときに頼りになるのが「親の自動車保険」。
でも実は、条件によっては補償されないリスクもあること、ご存知ですか?
「親の保険」で補償されるのは条件付き!
運転者の範囲や年齢条件によっては、事故を起こしても保険が使えないケースもあります。
運転者の範囲や年齢条件によっては、事故を起こしても保険が使えないケースもあります。
✅ こんな人はそろそろ独立を検討!
- 自分の車を買った(所有者・使用者が自分)
- 実家を出て一人暮らしを始めた
- 通勤などで毎日運転している
- 「万が一」に備えて自分でしっかり管理したい
等級制度とは?知らないと損する仕組み
自動車保険には、事故の有無に応じて保険料が変わる「等級制度」があります。
新規で契約する人は「6等級(または7等級)」からスタートしますが、無事故なら毎年等級が上がり、保険料が下がっていくという仕組みです。
| 等級 | 割引率(目安) | 事故あり時の影響 |
|---|---|---|
| 6等級 | ±0% | 事故で3等級ダウン |
| 10等級 | 約30%割引 | 事故で7等級→保険料アップ |
| 20等級 | 約60%割引 | 最も安いが、事故で大幅ダウン |
つまり、早く名義を自分に切り替えることで「等級の育成」を始められるのです。
【比較表】親の保険と自分名義、どう違う?
| 項目 | 親の保険を利用 | 自分で契約 |
|---|---|---|
| 補償対象 | 家族限定・条件付き | 本人・自由設計 |
| 保険料 | 親の等級で安い | 最初は高め(等級6~7) |
| 等級の引き継ぎ | 不可(自分に実績がつかない) | 自分の等級を育てられる |
| 事故時の責任 | 親が責任を問われることも | 自分の保険で対応できる |
特に「等級がつかない」ことは見逃されがちですが、将来的に保険料に大きく影響します。
等級を引き継げるケースとは?
実は、条件を満たせば親の等級を引き継ぐ「ノンフリート等級引き継ぎ制度」があります。
- 同居の親族間で車を譲渡する
- 車の所有者・使用者の名義を変更する
- 保険会社に「名義変更+等級引き継ぎ」の手続きをする
この制度を使えば6等級からのスタートを回避できる可能性があります。
ただし、別居していると引き継ぎができないなどの条件もあるので、事前確認が大切です。
【チェックリスト】今すぐ確認したい5つのこと
- ✔ 親の保険の運転者条件・年齢制限は自分に合っている?
- ✔ 自分名義の車を購入予定・購入済み?
- ✔ 一人暮らし・通勤利用など、使用実態が変化していない?
- ✔ 今後も長く車に乗る予定がある?
- ✔ 等級を早めに育てておきたいと思っている?
この中で2つ以上チェックが入る方は、そろそろ「親の保険卒業」を検討する時期かもしれません。
まとめ|「親の保険卒業」は将来への第一歩
自分名義で自動車保険を契約するというのは、自立への大きな一歩でもあります。
最初は保険料が高く感じるかもしれませんが、等級をコツコツ育てることで将来は安くなっていきます。
あなたも一度、親の保険の条件を見直してみませんか?
知らずに乗り続けるより、知ったうえで選ぶことが大切です。
「60代・70代・80代向け|自動車保険の選び方ガイド」もぜひ併せてご覧ください。
高齢ドライバーに必要な補償や見直しのポイントを詳しく解説しています。

